投稿者「sunada-gishi」のアーカイブ

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関するお知らせとお願い

昨今の新型ウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大に際しまして、弊社では感染予防のための取り組みを行っております。

各医療機関や施設では患者様・ご家族様含む入館制限が行われており、弊社でも症状や感染の疑いのある患者様への対応を制限させていただいております。

弊社では来社された方全員に手指の消毒・検温の御協力をお願いしております。

また、車でお越しになられた方には弊社駐車場で車内にてお待ちいただく場合があります事をご了承ください。

入院中の患者様の補装具代金の支払いや、義肢装具のご相談で来社をご希望される方は事前にご連絡を頂けると幸いです。

以上、お知らせとお願いでした。

足・脚の装具について

弊社では様々な義肢装具を取り扱っていますが、回をわけてご紹介していこうと思います。

今回は足の装具に焦点を当てたいと思います。

一口に足の装具と言っても、股関節(ふとももの付け根)から足の趾(ゆび)まで、それぞれの疾患・障害に対応した装具があります。

装具はおおまかに、『治療用』と『更生用』にわけられます。

『治療用』とは文字通り、治療のために処方される装具の事です。ねんざや靱帯の怪我・骨折の治療や、神経が原因で手足が動かしにくくなった場合(麻痺)などが、代表的な例です

『更生用』とは、怪我や病気が原因で障害が残ってしまった場合に日常生活のために処方されるものです。

 

今回は『治療用』の装具でよく処方される事が多い脚・足の装具の中でも膝の装具についてご紹介していきます。

弊社のウェブサイトを見られている方にはスポーツや加齢が原因で膝にサポーターを着けている方を見たことのある方は多いのではないでしょうか。

病院で処方される膝の装具には伸縮性の生地を使ったもの(軟性)から、軽量で剛性の高い金属フレームやカーボン素材・プラスチックを使ったもの(硬性)があります。

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硬性(金属フレーム)

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軟性(側方支柱付き)

画像は一例ですが医師の診断のもと、病態や治療方針に合わせて様々なデザインの装具の中から選定し、適合を行います。

病院での治療が終わった装具は、清潔な状態で保管しておく事をおすすめします。

スポーツや強い負荷のかかる作業をされている方の場合、状況によって同じ装具が必要になるケースがあります。また、同じような症状がある方でも、自己の判断で他の方に処方された装具を使う事はおやめください。個々の病態や身体の形状に合わせて装具の種類は変わりますので、十分な効果を発揮できないどころか、症状の悪化につながる危険性もあります。また装具自体の耐久性や衛生上の問題もありますので、ご自身でお持ちの装具を使われる場合は必ず医師や義肢装具士などの専門家にご相談ください。医師の診断のもと処方される装具には各種保険制度の対象になりますが、リサイクルショップやフリマアプリなどでの個人売買の装具はその適応にはなりません。

最後は装具の紹介から逸れましたが、情報としてお役に立てれば幸いです。

次の機会はまた別の装具をご紹介できればと思います。

年末年始の営業について

誠に勝手ながら

本年の営業は12月28日(土)の午前中までの対応とさせていただきます。

12月29日(日)~1月5日(日)の間は電話・ウェブ対応を含むすべての業務をお休みとさせていただきます。

休業期間中にかかるお問い合わせ・ご依頼の対応は2020年1月6日(月)より順次対応とさせていただきますので、通常よりお時間をいただくことかと存じます。

ご不便をおかけしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

砂田義肢製作所

 

第二回 沖縄小児整形講習会

こんにちは、砂田義肢製作所Sです。

先日は小児整形講習会に小児用の装具や靴を持って参加してきました!

 

会場にはブースを出させていただきました。

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弊社で制作している純国産の義肢装具や、海外から部品を取り寄せて作っているもの、装具を履いた状態でも使えるこども用の雨靴などなどを紹介させていただきました。

持って行ったものの、スペースの都合上展示できなかったものや、他にも紹介したいものはまだまだあったのですが、今回は特に興味を持っていただけそうなものに絞りました。今後も機会を見つけてご紹介できれば、と思います。

講習会には沖縄県内の先生方が数多く参加されていました。沖縄県内外で活躍されているいろんな先生方のお話を聞くことができ、参加させていただいた私たちにとっても非常に興味深い内容でした。

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先月は東京女子医科大学で行われた第33回日本靴医学会学術集会にも参加させていただきました。

私Sが一般として参加したので、砂田義肢製作所としての展示や発表はありませんでしたが全国いろいろな場所での試みや研究に触れることができ、良い刺激となりました。

今年ももうすぐ終わりですが、会社としても私個人としてもいろんな情報や挑戦を通じて、少しでも良い製品・サービスを提供できればと思います。

 

年末年始の営業に関してですが

12月28日(土)の午前中まで、年始は1月6日(月)からが営業となります。

急ぎの義肢装具の修理やご相談はお早めに!

 

今年も残りわずかですがよろしくお願いいたします。

砂田義肢製作所Sでした!

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沖縄県身体障害者スポーツ大会


こんにちは、砂田義肢製作所Sです。

沖縄もだいぶ秋らしい気候になってきましたね。食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、といろんな秋がありますが、いかがお過ごしでしょうか?

先週の土曜日、沖縄市の県立総合競技場で障がい者スポーツ大会が行われました。31532797.acbbda93188e91f1ff856a676e4a0225.19101100

弊社からは3人がボランティアスタッフとしてお手伝いさせていただきました。

一口に障害者スポーツと言っても、いろんな競技があります。
走る速さを競うトラック競技や、バスケットボールなどの球技、アーチェリーや射撃なども最近ではTVなどのメディアで取り上げられることの多い競技ではないでしょうか。
今回行われたのは陸上競技です。

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当日は気持ちの良い秋晴れで絶好のスポーツ日和でした。

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沖縄県でも毎年障がい者スポーツに関するイベントが行われています。興味がある方は見学に行かれてみてはどうでしょうか。

年間スケジュールやイベント情報は沖縄県障がい者スポーツ協会さんのウェブサイトで確認できますので、ぜひ!

私たちもまた微力ながらお手伝いさせていただければ、と思っています。

私も最近運動不足なので、少し体を動かしたいと思います(笑)

砂田義肢製作所Sでした!

第35回 日本義肢装具学会学術大会

めんそーれ!砂田義肢製作所Sです。

去る7/13-14に仙台で日本義肢装具学会の学術大会が行われました。

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いわゆる、『学会』というものですが、テレビや小説で聞いた事はあっても実際に参加された事のある方は少ないのでしょうか。今回は私達が関わる学会が、どんなものかというのを簡単にお話したいと思います。

私達を含む、医療従事者は日頃の業務の中で患者様に対してより良い医療を提供できないかという事を日々考えながら業務を行っています。

その中で、改善点や工夫した点、今後もっとよくなっていく可能性のあるもの、などを医療従事者全体で共有しよう、というのが学会の目的のひとつです。こういった研究は発表され、情報が共有される事で全体の教育にもつながりますし、患者様や補装具ユーザー様に向けてのより適切なサービスの提供につなげていきたいと思っています。

研究を発表する機会は年に数回あり、私達も発表や出展といった形で参加させていただく事もあります。また、いろんな方々の研究に触れる事で私達にとっても大きな刺激となっています。

『学会』は名前を売る場である、だと思われる方も少なくないかと思いますが、むしろ他の考えに触れたり自分たちの取り組みについて意見をもらえる勉強の場である、と捉えています。ですので、弊社では新人からベテランまで発表のチャンスがありますし、そういった空気は大事にしていきたいと、私個人としても思っています。

今回の学会の演題についても演者の方を中心に、リハーサルも兼ねた勉強会を行いました。もちろん、内容は本番と全く同じなのですが、比較的に和気あいあいとした雰囲気の中で話ができるという事は利点だと思っています。私自身もこれまで中央や九州での学会の前にリハーサルさせていただきましたが、おかげで自信を持って当日を迎えることができました(笑)

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弊社では医療従事者の方向けの勉強会を定期的に行っています。臨床の現場に出ている方向けの内容ですが、参加費自体は基本的に無料です。私達の会社には義肢装具士という国家資格を持ったスタッフがいますが、他の職種の方との意見交換の場ともなっています。勉強会に参加したい、内容を知りたい、等あればお問い合わせいただければ幸いです。

 

第20回沖縄県理学療法学術大会

おはようございます!砂田義肢製作所、Sです。

先日は第20回沖縄県理学療法学術大会に企業ブースの展示でお邪魔させていただきました。

今年で20回を重ねる学会で、発表はリハビリや治療に関する専門的な内容について活発な議論が行われています。

弊社も毎年展示で参加させていただいてます。

義肢装具の種類は多岐に渡り、一般的なものから珍しいもの、レディメイド・オーダーメイドの違いなどもあってすべての装具をお見せする事ができないので、体験できるものや比較的新しく発表されたものを中心に数点ほど持っていきました。

学会期間中は義肢装具に関する質問や臨床の事例に関する相談などで、多くの方にお越しいただきました。
弊社も最新の情報やいろんな方々の要望を糧に、これからも一層地域の医療に貢献できればいいな、と感じた次第です。

義肢装具に関する質問やご相談も随時受け付けておりますので、何かご不明な点あればご気軽にどうぞ。

最後になりましたが、学術大会で発表された演者の先生方、運営の皆様、お疲れ様でした。

第20回理学療法学会

【お知らせ】GW期間中の営業日について

平素よりお世話になっております。

明日以降GW期間中の営業日をご案内申し上げます。

4/28(日) 4/29(月) 4/30(火) 5/1(水) 5/2(木) 5/3(金) 5/4(土) 5/5(日) 5/6(月)

上記日程の赤字の日は休業、4/30~5/2は通常営業となっております。

5/7(火)より通常営業になります。窓口対応時間は8:30~17:30となっております。

ご了承のほどよろしくお願いいたします。

砂田義肢製作所

昔ながらの義足

 

義肢製造担当の平安です。

つい最近納品した義足なんですが、僕が作ることができない殻構造大腿義足で、足を納めるソケットをアルミ板を叩いて作っているんです。この技術は多分、日本でも数社しかやっていなのではないかなと思います。割と戦後に用いられた義足で、最近ではシリコンやパーツごとに組む骨格構造タイプが主流ですが、昔ながらの義足に馴染んでいる人は、最新の義足よりか殻構造義足を使われるみたいです。

今回は、採型と健足(切断肢でない方)のトレース(足の形のラインや周計)を取って、日頃からお世話になっている愛知県にある株式会社松本義肢製作所へ製造を依頼しました。これがまた本当に素晴らしい出来で、この技術を習いに行きたいくらいなんですよね。前に一度1週間程勉強させて貰ったんですけど、今回の義足を見て改めて行きたいなと思いました。

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殻構造は基本的に木と金属を組み合わせて作られています。膝から足首にかけては木で作られていて、膝から上はアルミ板を叩いて形状を作っています。上の写真は、最終的に内部の構造にスポンジを貼り、足の形状に整えてから革を貼り付けています。見ての通り、職人が作ったのがわかります。足のラインも綺麗ですし、革の貼り合わせも段差がなく本当に素晴らしとしか言いようが無いくらいでした。写真はクリックすると大きな画像で見れるはずです。

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ソケット内の写真です。こちらも同様に革の合わせ目に段差も無いですし、ソケット形状も義肢学に忠実と言いますか、これをアルミ板1枚から作り上げてると思うと脱帽です。アルミ板で作らないタイプの殻構造大腿義足は何度か作ったことはありますが、経験数からすると、とてもじゃないけどこちらの義足の足元にも及びません。物作りって本当に奥が深くて、極めている人が居ますし、僕なんてまだまだだなと思っています。

砂田義肢で製作する大腿義足は骨格構造タイプが多くを占めています。近年ですと、シリコンライナーを用いたタイプが多いです。今年は割と製作する機会が多いですが、同じ体型や形はは無いので日々、ユーザー様の義足を作っては適合を確認して最適な物を目指しています。すんなりとうまく行く人もいれば、なかなかうまくいかなくて時間がかかってしまう人もいます。先日、わざわざ奄美大島から来ていただいたユーザー様もいましたが、滞在期間中に適合まで行けませんでした。これは僕の力不足でもありますので、まだまだ勉強不足なんだなと痛感しております。

僕もそうなんですけど、義足で歩く時に違和感があるのって正直嫌なんですよね。痛かったりすると歩きたくも無いんですよ。ユーザー様が違和感なく使ってもらえる義足を作らないといけないですし、でもユーザー様の我儘ばかり聞いた義足も作ってはいけないんですけど、基本に忠実で、且つ、使用者が不快に思わない物が1番良いんじゃないかなと思っています。

ちなみに余談ですが、今回納めた義足のユーザー様が使用していた前の義足も株式会社松本義肢製作所へ外注で作ってもらっていたのですが、なんと使用歴10年だそうです‼︎ 年々、足が細くなるにつれてフィット感に問題あったそうですが、そこまで歩くスピードが速いわけでも無いですし、動く量も多いわけでもなかったので気になる程問題が無かったそうで、修理は義足を懸垂するためのベルトを1回だけ修理した程度です。やはり良いものは長持ちするんですね。そおいうものが作れるように頑張ります。

 

 

義足を作る上で大事なこと

 

義肢製造担当の平安です。

だいぶ更新が途絶えちゃいました。申し訳ございません。

さて、最近、他社で製作した義足を見る機会がある中で、「これはちょっとな…」と思う義足が多いので、それらを踏まえた上で義足を作る時に注意しないといけない事を紹介したいと思います。

まず、主流となっているシリコンを装着して義足を履く場合は、シリコンの先に取り付けるピンが重要になります。切断肢に対して真っ直ぐでなければいけません。IMG_0612

ピンの向きが間違っている状態で採型をし製作すると、義足の装着が困難となりますし、強引に履いてしまうと、不適合を生じてしまいます。なので、採型をする際は、この向きが正常な状態で採型をします。

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新しくソケットを作ることになったので採型をしました。採型した陽性モデルのラインの先(段端末)にピンを受けるためのライナーロックアダプターが来なければ、ピンを差し込むことはもちろんのこと、アライメントにも影響が出てきます。これらを理解しないとヘンテコな義足になっちゃいます。

実際に、他社で製作した義足です。

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上の前額面から見たとき、ソケットに黒いラインがありますが、黒のラインがピンが入るべきラインに対して、ソケット全体で見た時にO脚に見えてしまいます。上の写真(陽性モデル)と比較しても実際に患者様はO脚では無かったです。ソケット内部は義肢学に掲載されている基本的な事が見えない内容でした。正直、これで歩いていたのかと思うと、患者様が可哀想ですし、義足そのものも割と金額が高いので、高いお金を払ってまでこの義足を履きたいとは正直、僕自身も思いません。

 

もう少し詳しく説明すると…

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←ライナーロックを水平にした時のピン軸のラインです。これに対して、僕自身が見る切断肢に対してピンの向きが来るであろうラインは下の写真になります。↓

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これらの基本的な事が出来ていないと、アライメント(角度)の設定で余計なパーツを増やす可能性もありますし、ソケットの適合にも問題が生じてしまいます。

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6123E20D-7A93-4F30-A2F9-7328F46458AD右の写真は作り直したソケットを完成させて、実際に履いてもらった写真です。やはりO脚では無かったです。割と基本的なベンチアライメントに近い状態でした。

足を切断してしまう時はそうそう無いとは思いますが、もし仮になってしまった時、どこの義肢製作所に作ってもらった方が良いかは、色々と調べておく必要があるかと思います。ホームページを持っている義肢製作所は多くありますし、足を運んで見るのも良いかと思います。義足はある意味、靴と似たようなもので、痛い思いをしてまで履くものでは無いです。僕自身、切断肢に傷が出来てしまうこともあります。その時は、義足そのものを履きたく無い時もあります。痛みがある時は何が原因かによって調整をします。浮腫で本来の適合を失う時もありますし、逆に細くなって落ち込んだことによって不適合を起こすこともあります。患者様は断端の管理もしなければなりませんが、義足を見て綺麗な仕上がりだなと思える物は、他の誰が見ても綺麗と思えるはずですし、適合にも問題がないのでは無いかと思います。

僕も義足を作る上で、自分が作るものが一番だと胸を張って言うことはできませんが、他社に笑われにような義足を作っているつもりですし、上には上が居ますので、そこに負けないように、そこの製品のクオリティーに近づけるように頑張っています。

 

 

 

 

 

新年明けましておめでとうございます。

平成30年がスタートしました。

(有)砂田義肢製作所も本日より業務をスタートしました。今年も全てのユーザー様へ、より良い製品をご提供できるように日々精進してまいりますので、今後ともご贔屓いただけますようよろしくお願い致します。

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今年もこのメンバーで頑張っていきます‼︎

大腿義足の懸垂方法

義肢製造担当の平安です。

今年は結構忙しすぎてなかなかブログの更新ができていませんでした。
先週なんて1週間で仮合わせや仕上げを含めて13本の義足を一人でこなしていましたので、かなりヘトヘトです。そのタイミングでちょうど大腿義足を3本違うパターンで製作したのでご紹介したいと思います。

現在、基本的に造られる大腿義足はシリコンライナーを用いた懸垂方法で製作をしますが、シリコンライナーを使うにしても違うパターンがあり、装着者の使用状況で決定します。大方、ピンを使う事が多いですが、砂田義肢では吸着式が多いかなと思います。

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左の大腿義足が通常のピンではなくベルトで固定するタイプの『KISSシステム』
座位で義足を装着する人向けになります。ピンの代わりにベルトをシリコンの先に取り付け、ソケット底面からベルトを通し、ソケット全面から出てきたベルトを同じくソケット前面に取り付けたベルトと接続するカンと呼ばれる物に接続して義足を装着し義足を懸垂します。移乗動作や屋内生活ぐらいの人向けかなと思います。

真ん中の大腿義足は吸着式で最近製作数が増えてきている『プロシールライナー・プロシールリング』を用いて楽に履けるタイプ。吸着式は昔ですと、引き布を呼ばれるもので切断肢を巻き、ソケットに切断肢を差し込み、バルブ穴から引き布を引っ張って密着させる方法ですが、近年では、ライナーの吸着式が主流となっていて、引き布式で要していた時間を短縮させる事ができる為、各社色々なタイプがあります。私どもでは、メディ社の4シールかOtto bock社のプロシールタイプが多くなってきています。吸着式は文字通り吸着させないといっけないので、断端が細くなると吸着力が弱まり抜ける恐れがあるので、場合によっては作りかえる必要があります。

右の大腿義足がピンを使うタイプ。こちらが一般的には多いかなと思いますが、ピンの向きを合わせないと装着ができなくなってしまうのと、切断肢が長い人だとパーツの兼ね合いによって膝軸が低くなってしまいます。ピンタイプは吸着式に比べて、断端が細くなっても専用のソックスを履くことで細くなった部分を補うことで長期的に履くことが可能ですが、履き増しをしすぎると高さや圧迫を高めることもあるので、状況次第になります。

まあ、それぞれメリットとデメリットがあるので選択するにあたっては、先にお話ししたように装着にとって楽に履ける方法は何か?1日を通して断端のボリューム変化はどれぐらいか?またはパーツの組み合わせで問題が生じることはないか等を考慮した上で決定します。

今現在のおススメとしては、Otto bock社の『プロシール』がいいかなと思っています。今月には北海道にて『プロシール』のセミナーを行います。すでに東京・名古屋・福岡でのセミナーも終え、追加セミナーとして北海道が最後となります。私の製作経験をお話しして、患者様の為になるものとなりますようにがんばりたいと思います。

先日ナブテスコ様が来ていただきALLUX(アルクス)のライセンス講習を受けました。これにより、砂田義肢製作所でのALLUXの販売も可能となりましたのでご興味のある方はお問合せください。

 

ご無沙汰しておりました

義肢製造担当の平安です。

前回の更新からだいぶ経ってしまいました。年初めからだんだんと忙しくなり、さらにOtto Bockセミナーの要望もありプレゼンテーションの準備やらで、なかなか更新できませんでした。

久方ぶりになりますが、以前にもご紹介しましたK君の義足の修理がありました。ソケット交換と外装の交換になります。大まかではありますが、義足カバーができるまでを改めて説明していきたいと思います。
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大本となる義足と両サイドにこれから必要となる外装(フォーム)の元となるものです。足部を取り外しフォームに埋め込んで、再度、足部を取り付けます。FullSizeRender 3

ここからは僕らの技術になりますが、機械を駆使して削っていきます。
すると、まぁ〜なんという事でしょう(笑)
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四角いフォームがこんな感じになります。あの四角いものをここまで立体的に作り上げます。これで大方3時間くらいはかかったかな?なんせ両足ですから左右対象にしなければならないですからね。小学生の足というよりかはアスリートみたいな感じ(−_−;)まだまだ腕を磨かなければいけないですね・・・。

最終的にストッキングをかけて仕上げです。
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本人装着!!!!
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とまぁこんな感じです。
今年は本当に忙しい限りです。まあ、それだけ頼りにされてると思えば良いですかね。

冒頭でもお話ししましたが、私及び上司である砂田と共にOtto Bockセミナーの講師として参加しております。去る5/21(日)に東京会場にて発表をしてまいりました。砂田はOtto Bock社の製品とそれを元にした臨床報告をし、僕は製作工程や実際に使用しての感想(メリット・デメリット)などをお話しするような形です。僕の発表内容は最近取り入れているプロシールライナー・プロシールリングとDVS(ダイナミックバキュームシステム)の製品を中心に行なっています。東京会場では約80人の方々にお越しいただきました。今週は6/4(日)名古屋の日本聴能言語福祉学院にて行われます。その2週後には福岡へと・・・。

義足も色々なパーツが毎年出てきますが、取り入れられるもの・取り入れられないもの様々で、場合によっては義肢屋さん次第かと思いますが・・・。
今回はプロシールライナー・プロシールリングに限っては当社でも良く取り入れているものです。理由としては、近年の吸着式大腿義足はシリコンライナーを用いる事が多くなってきている中で、一番ユーザーが扱いやすいというのがポイントです。以前から出ている商品などは、若い人や、力のある人などを対象にした形でしか製作をしていませんでしたが、プロシール関連は老若男女を問わず誰もが難なく義足が装着できるという点です。

是非とも皆に知ってもらいたいところですが、沖縄県に在住であれば、何かお手伝いができるかもしれませんが、沖縄県外の方で『試してみたい』という方がいらっしゃいましたら、是非ともお近くの義肢屋さんへ足を運び、『Otto bockのプロシールってなんぞや?』と尋ねてみてください。あくまでも大腿義足装着者だけになりますよ。