投稿者「sunada-gishi」のアーカイブ

年末年始の営業について

誠に勝手ながら

本年の営業は12月28日(土)の午前中までの対応とさせていただきます。

12月29日(日)~1月5日(日)の間は電話・ウェブ対応を含むすべての業務をお休みとさせていただきます。

休業期間中にかかるお問い合わせ・ご依頼の対応は2020年1月6日(月)より順次対応とさせていただきますので、通常よりお時間をいただくことかと存じます。

ご不便をおかけしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

砂田義肢製作所

 

第二回 沖縄小児整形講習会

こんにちは、砂田義肢製作所Sです。

先日は小児整形講習会に小児用の装具や靴を持って参加してきました!

 

会場にはブースを出させていただきました。

IMG_1313IMG_1312

弊社で制作している純国産の義肢装具や、海外から部品を取り寄せて作っているもの、装具を履いた状態でも使えるこども用の雨靴などなどを紹介させていただきました。

持って行ったものの、スペースの都合上展示できなかったものや、他にも紹介したいものはまだまだあったのですが、今回は特に興味を持っていただけそうなものに絞りました。今後も機会を見つけてご紹介できれば、と思います。

講習会には沖縄県内の先生方が数多く参加されていました。沖縄県内外で活躍されているいろんな先生方のお話を聞くことができ、参加させていただいた私たちにとっても非常に興味深い内容でした。

IMG_1314

 

 

先月は東京女子医科大学で行われた第33回日本靴医学会学術集会にも参加させていただきました。

私Sが一般として参加したので、砂田義肢製作所としての展示や発表はありませんでしたが全国いろいろな場所での試みや研究に触れることができ、良い刺激となりました。

今年ももうすぐ終わりですが、会社としても私個人としてもいろんな情報や挑戦を通じて、少しでも良い製品・サービスを提供できればと思います。

 

年末年始の営業に関してですが

12月28日(土)の午前中まで、年始は1月6日(月)からが営業となります。

急ぎの義肢装具の修理やご相談はお早めに!

 

今年も残りわずかですがよろしくお願いいたします。

砂田義肢製作所Sでした!

IMG_1328

沖縄県身体障害者スポーツ大会


こんにちは、砂田義肢製作所Sです。

沖縄もだいぶ秋らしい気候になってきましたね。食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、といろんな秋がありますが、いかがお過ごしでしょうか?

先週の土曜日、沖縄市の県立総合競技場で障がい者スポーツ大会が行われました。31532797.acbbda93188e91f1ff856a676e4a0225.19101100

弊社からは3人がボランティアスタッフとしてお手伝いさせていただきました。

一口に障害者スポーツと言っても、いろんな競技があります。
走る速さを競うトラック競技や、バスケットボールなどの球技、アーチェリーや射撃なども最近ではTVなどのメディアで取り上げられることの多い競技ではないでしょうか。
今回行われたのは陸上競技です。

31532797.abcdd04127877968a19590fff4faeea1.19101100

 

 

当日は気持ちの良い秋晴れで絶好のスポーツ日和でした。

31532797.c9c7659574b2e500729c2f3f0e6d8616.19101100

沖縄県でも毎年障がい者スポーツに関するイベントが行われています。興味がある方は見学に行かれてみてはどうでしょうか。

年間スケジュールやイベント情報は沖縄県障がい者スポーツ協会さんのウェブサイトで確認できますので、ぜひ!

私たちもまた微力ながらお手伝いさせていただければ、と思っています。

私も最近運動不足なので、少し体を動かしたいと思います(笑)

砂田義肢製作所Sでした!

第35回 日本義肢装具学会学術大会

めんそーれ!砂田義肢製作所Sです。

去る7/13-14に仙台で日本義肢装具学会の学術大会が行われました。

gakkai

いわゆる、『学会』というものですが、テレビや小説で聞いた事はあっても実際に参加された事のある方は少ないのでしょうか。今回は私達が関わる学会が、どんなものかというのを簡単にお話したいと思います。

私達を含む、医療従事者は日頃の業務の中で患者様に対してより良い医療を提供できないかという事を日々考えながら業務を行っています。

その中で、改善点や工夫した点、今後もっとよくなっていく可能性のあるもの、などを医療従事者全体で共有しよう、というのが学会の目的のひとつです。こういった研究は発表され、情報が共有される事で全体の教育にもつながりますし、患者様や補装具ユーザー様に向けてのより適切なサービスの提供につなげていきたいと思っています。

研究を発表する機会は年に数回あり、私達も発表や出展といった形で参加させていただく事もあります。また、いろんな方々の研究に触れる事で私達にとっても大きな刺激となっています。

『学会』は名前を売る場である、だと思われる方も少なくないかと思いますが、むしろ他の考えに触れたり自分たちの取り組みについて意見をもらえる勉強の場である、と捉えています。ですので、弊社では新人からベテランまで発表のチャンスがありますし、そういった空気は大事にしていきたいと、私個人としても思っています。

今回の学会の演題についても演者の方を中心に、リハーサルも兼ねた勉強会を行いました。もちろん、内容は本番と全く同じなのですが、比較的に和気あいあいとした雰囲気の中で話ができるという事は利点だと思っています。私自身もこれまで中央や九州での学会の前にリハーサルさせていただきましたが、おかげで自信を持って当日を迎えることができました(笑)

DCIM100GOPROGOPR0072.JPG

 

弊社では医療従事者の方向けの勉強会を定期的に行っています。臨床の現場に出ている方向けの内容ですが、参加費自体は基本的に無料です。私達の会社には義肢装具士という国家資格を持ったスタッフがいますが、他の職種の方との意見交換の場ともなっています。勉強会に参加したい、内容を知りたい、等あればお問い合わせいただければ幸いです。

 

第20回沖縄県理学療法学術大会

おはようございます!砂田義肢製作所、Sです。

先日は第20回沖縄県理学療法学術大会に企業ブースの展示でお邪魔させていただきました。

今年で20回を重ねる学会で、発表はリハビリや治療に関する専門的な内容について活発な議論が行われています。

弊社も毎年展示で参加させていただいてます。

義肢装具の種類は多岐に渡り、一般的なものから珍しいもの、レディメイド・オーダーメイドの違いなどもあってすべての装具をお見せする事ができないので、体験できるものや比較的新しく発表されたものを中心に数点ほど持っていきました。

学会期間中は義肢装具に関する質問や臨床の事例に関する相談などで、多くの方にお越しいただきました。
弊社も最新の情報やいろんな方々の要望を糧に、これからも一層地域の医療に貢献できればいいな、と感じた次第です。

義肢装具に関する質問やご相談も随時受け付けておりますので、何かご不明な点あればご気軽にどうぞ。

最後になりましたが、学術大会で発表された演者の先生方、運営の皆様、お疲れ様でした。

第20回理学療法学会

【お知らせ】GW期間中の営業日について

平素よりお世話になっております。

明日以降GW期間中の営業日をご案内申し上げます。

4/28(日) 4/29(月) 4/30(火) 5/1(水) 5/2(木) 5/3(金) 5/4(土) 5/5(日) 5/6(月)

上記日程の赤字の日は休業、4/30~5/2は通常営業となっております。

5/7(火)より通常営業になります。窓口対応時間は8:30~17:30となっております。

ご了承のほどよろしくお願いいたします。

砂田義肢製作所

昔ながらの義足

 

義肢製造担当の平安です。

つい最近納品した義足なんですが、僕が作ることができない殻構造大腿義足で、足を納めるソケットをアルミ板を叩いて作っているんです。この技術は多分、日本でも数社しかやっていなのではないかなと思います。割と戦後に用いられた義足で、最近ではシリコンやパーツごとに組む骨格構造タイプが主流ですが、昔ながらの義足に馴染んでいる人は、最新の義足よりか殻構造義足を使われるみたいです。

今回は、採型と健足(切断肢でない方)のトレース(足の形のラインや周計)を取って、日頃からお世話になっている愛知県にある株式会社松本義肢製作所へ製造を依頼しました。これがまた本当に素晴らしい出来で、この技術を習いに行きたいくらいなんですよね。前に一度1週間程勉強させて貰ったんですけど、今回の義足を見て改めて行きたいなと思いました。

C33B2A4C-8356-439C-A0B2-ABC9CD7E7BC9

 

C09F8A22-3D04-40C8-A7F3-AE130EB17FF0

 

3F4FE010-38E3-469A-AD3E-A8EFA0DD630F

 

 

 

 

 

 

 

殻構造は基本的に木と金属を組み合わせて作られています。膝から足首にかけては木で作られていて、膝から上はアルミ板を叩いて形状を作っています。上の写真は、最終的に内部の構造にスポンジを貼り、足の形状に整えてから革を貼り付けています。見ての通り、職人が作ったのがわかります。足のラインも綺麗ですし、革の貼り合わせも段差がなく本当に素晴らしとしか言いようが無いくらいでした。写真はクリックすると大きな画像で見れるはずです。

10E7E6E0-FC70-40DD-9E6A-3D12C0776481

ソケット内の写真です。こちらも同様に革の合わせ目に段差も無いですし、ソケット形状も義肢学に忠実と言いますか、これをアルミ板1枚から作り上げてると思うと脱帽です。アルミ板で作らないタイプの殻構造大腿義足は何度か作ったことはありますが、経験数からすると、とてもじゃないけどこちらの義足の足元にも及びません。物作りって本当に奥が深くて、極めている人が居ますし、僕なんてまだまだだなと思っています。

砂田義肢で製作する大腿義足は骨格構造タイプが多くを占めています。近年ですと、シリコンライナーを用いたタイプが多いです。今年は割と製作する機会が多いですが、同じ体型や形はは無いので日々、ユーザー様の義足を作っては適合を確認して最適な物を目指しています。すんなりとうまく行く人もいれば、なかなかうまくいかなくて時間がかかってしまう人もいます。先日、わざわざ奄美大島から来ていただいたユーザー様もいましたが、滞在期間中に適合まで行けませんでした。これは僕の力不足でもありますので、まだまだ勉強不足なんだなと痛感しております。

僕もそうなんですけど、義足で歩く時に違和感があるのって正直嫌なんですよね。痛かったりすると歩きたくも無いんですよ。ユーザー様が違和感なく使ってもらえる義足を作らないといけないですし、でもユーザー様の我儘ばかり聞いた義足も作ってはいけないんですけど、基本に忠実で、且つ、使用者が不快に思わない物が1番良いんじゃないかなと思っています。

ちなみに余談ですが、今回納めた義足のユーザー様が使用していた前の義足も株式会社松本義肢製作所へ外注で作ってもらっていたのですが、なんと使用歴10年だそうです‼︎ 年々、足が細くなるにつれてフィット感に問題あったそうですが、そこまで歩くスピードが速いわけでも無いですし、動く量も多いわけでもなかったので気になる程問題が無かったそうで、修理は義足を懸垂するためのベルトを1回だけ修理した程度です。やはり良いものは長持ちするんですね。そおいうものが作れるように頑張ります。

 

 

義足を作る上で大事なこと

 

義肢製造担当の平安です。

だいぶ更新が途絶えちゃいました。申し訳ございません。

さて、最近、他社で製作した義足を見る機会がある中で、「これはちょっとな…」と思う義足が多いので、それらを踏まえた上で義足を作る時に注意しないといけない事を紹介したいと思います。

まず、主流となっているシリコンを装着して義足を履く場合は、シリコンの先に取り付けるピンが重要になります。切断肢に対して真っ直ぐでなければいけません。IMG_0612

ピンの向きが間違っている状態で採型をし製作すると、義足の装着が困難となりますし、強引に履いてしまうと、不適合を生じてしまいます。なので、採型をする際は、この向きが正常な状態で採型をします。

B8D218F8-C5F0-4703-946B-0E82F5402EAA

FB50CB4D-A1E1-400F-8EFF-C6B2B1A9F953

新しくソケットを作ることになったので採型をしました。採型した陽性モデルのラインの先(段端末)にピンを受けるためのライナーロックアダプターが来なければ、ピンを差し込むことはもちろんのこと、アライメントにも影響が出てきます。これらを理解しないとヘンテコな義足になっちゃいます。

実際に、他社で製作した義足です。

IMG_0613

上の前額面から見たとき、ソケットに黒いラインがありますが、黒のラインがピンが入るべきラインに対して、ソケット全体で見た時にO脚に見えてしまいます。上の写真(陽性モデル)と比較しても実際に患者様はO脚では無かったです。ソケット内部は義肢学に掲載されている基本的な事が見えない内容でした。正直、これで歩いていたのかと思うと、患者様が可哀想ですし、義足そのものも割と金額が高いので、高いお金を払ってまでこの義足を履きたいとは正直、僕自身も思いません。

 

もう少し詳しく説明すると…

IMG_0611

 

←ライナーロックを水平にした時のピン軸のラインです。これに対して、僕自身が見る切断肢に対してピンの向きが来るであろうラインは下の写真になります。↓

IMG_0610

これらの基本的な事が出来ていないと、アライメント(角度)の設定で余計なパーツを増やす可能性もありますし、ソケットの適合にも問題が生じてしまいます。

7EF5E6F3-076C-44FD-8D67-B41ECC029770

6123E20D-7A93-4F30-A2F9-7328F46458AD右の写真は作り直したソケットを完成させて、実際に履いてもらった写真です。やはりO脚では無かったです。割と基本的なベンチアライメントに近い状態でした。

足を切断してしまう時はそうそう無いとは思いますが、もし仮になってしまった時、どこの義肢製作所に作ってもらった方が良いかは、色々と調べておく必要があるかと思います。ホームページを持っている義肢製作所は多くありますし、足を運んで見るのも良いかと思います。義足はある意味、靴と似たようなもので、痛い思いをしてまで履くものでは無いです。僕自身、切断肢に傷が出来てしまうこともあります。その時は、義足そのものを履きたく無い時もあります。痛みがある時は何が原因かによって調整をします。浮腫で本来の適合を失う時もありますし、逆に細くなって落ち込んだことによって不適合を起こすこともあります。患者様は断端の管理もしなければなりませんが、義足を見て綺麗な仕上がりだなと思える物は、他の誰が見ても綺麗と思えるはずですし、適合にも問題がないのでは無いかと思います。

僕も義足を作る上で、自分が作るものが一番だと胸を張って言うことはできませんが、他社に笑われにような義足を作っているつもりですし、上には上が居ますので、そこに負けないように、そこの製品のクオリティーに近づけるように頑張っています。

 

 

 

 

 

新年明けましておめでとうございます。

平成30年がスタートしました。

(有)砂田義肢製作所も本日より業務をスタートしました。今年も全てのユーザー様へ、より良い製品をご提供できるように日々精進してまいりますので、今後ともご贔屓いただけますようよろしくお願い致します。

1515023936257

今年もこのメンバーで頑張っていきます‼︎

大腿義足の懸垂方法

義肢製造担当の平安です。

今年は結構忙しすぎてなかなかブログの更新ができていませんでした。
先週なんて1週間で仮合わせや仕上げを含めて13本の義足を一人でこなしていましたので、かなりヘトヘトです。そのタイミングでちょうど大腿義足を3本違うパターンで製作したのでご紹介したいと思います。

現在、基本的に造られる大腿義足はシリコンライナーを用いた懸垂方法で製作をしますが、シリコンライナーを使うにしても違うパターンがあり、装着者の使用状況で決定します。大方、ピンを使う事が多いですが、砂田義肢では吸着式が多いかなと思います。

IMG_2532

左の大腿義足が通常のピンではなくベルトで固定するタイプの『KISSシステム』
座位で義足を装着する人向けになります。ピンの代わりにベルトをシリコンの先に取り付け、ソケット底面からベルトを通し、ソケット全面から出てきたベルトを同じくソケット前面に取り付けたベルトと接続するカンと呼ばれる物に接続して義足を装着し義足を懸垂します。移乗動作や屋内生活ぐらいの人向けかなと思います。

真ん中の大腿義足は吸着式で最近製作数が増えてきている『プロシールライナー・プロシールリング』を用いて楽に履けるタイプ。吸着式は昔ですと、引き布を呼ばれるもので切断肢を巻き、ソケットに切断肢を差し込み、バルブ穴から引き布を引っ張って密着させる方法ですが、近年では、ライナーの吸着式が主流となっていて、引き布式で要していた時間を短縮させる事ができる為、各社色々なタイプがあります。私どもでは、メディ社の4シールかOtto bock社のプロシールタイプが多くなってきています。吸着式は文字通り吸着させないといっけないので、断端が細くなると吸着力が弱まり抜ける恐れがあるので、場合によっては作りかえる必要があります。

右の大腿義足がピンを使うタイプ。こちらが一般的には多いかなと思いますが、ピンの向きを合わせないと装着ができなくなってしまうのと、切断肢が長い人だとパーツの兼ね合いによって膝軸が低くなってしまいます。ピンタイプは吸着式に比べて、断端が細くなっても専用のソックスを履くことで細くなった部分を補うことで長期的に履くことが可能ですが、履き増しをしすぎると高さや圧迫を高めることもあるので、状況次第になります。

まあ、それぞれメリットとデメリットがあるので選択するにあたっては、先にお話ししたように装着にとって楽に履ける方法は何か?1日を通して断端のボリューム変化はどれぐらいか?またはパーツの組み合わせで問題が生じることはないか等を考慮した上で決定します。

今現在のおススメとしては、Otto bock社の『プロシール』がいいかなと思っています。今月には北海道にて『プロシール』のセミナーを行います。すでに東京・名古屋・福岡でのセミナーも終え、追加セミナーとして北海道が最後となります。私の製作経験をお話しして、患者様の為になるものとなりますようにがんばりたいと思います。

先日ナブテスコ様が来ていただきALLUX(アルクス)のライセンス講習を受けました。これにより、砂田義肢製作所でのALLUXの販売も可能となりましたのでご興味のある方はお問合せください。

 

ご無沙汰しておりました

義肢製造担当の平安です。

前回の更新からだいぶ経ってしまいました。年初めからだんだんと忙しくなり、さらにOtto Bockセミナーの要望もありプレゼンテーションの準備やらで、なかなか更新できませんでした。

久方ぶりになりますが、以前にもご紹介しましたK君の義足の修理がありました。ソケット交換と外装の交換になります。大まかではありますが、義足カバーができるまでを改めて説明していきたいと思います。
FullSizeRender

大本となる義足と両サイドにこれから必要となる外装(フォーム)の元となるものです。足部を取り外しフォームに埋め込んで、再度、足部を取り付けます。FullSizeRender 3

ここからは僕らの技術になりますが、機械を駆使して削っていきます。
すると、まぁ〜なんという事でしょう(笑)
FullSizeRender 4

四角いフォームがこんな感じになります。あの四角いものをここまで立体的に作り上げます。これで大方3時間くらいはかかったかな?なんせ両足ですから左右対象にしなければならないですからね。小学生の足というよりかはアスリートみたいな感じ(−_−;)まだまだ腕を磨かなければいけないですね・・・。

最終的にストッキングをかけて仕上げです。
FullSizeRender 2

本人装着!!!!
FullSizeRender 5

とまぁこんな感じです。
今年は本当に忙しい限りです。まあ、それだけ頼りにされてると思えば良いですかね。

冒頭でもお話ししましたが、私及び上司である砂田と共にOtto Bockセミナーの講師として参加しております。去る5/21(日)に東京会場にて発表をしてまいりました。砂田はOtto Bock社の製品とそれを元にした臨床報告をし、僕は製作工程や実際に使用しての感想(メリット・デメリット)などをお話しするような形です。僕の発表内容は最近取り入れているプロシールライナー・プロシールリングとDVS(ダイナミックバキュームシステム)の製品を中心に行なっています。東京会場では約80人の方々にお越しいただきました。今週は6/4(日)名古屋の日本聴能言語福祉学院にて行われます。その2週後には福岡へと・・・。

義足も色々なパーツが毎年出てきますが、取り入れられるもの・取り入れられないもの様々で、場合によっては義肢屋さん次第かと思いますが・・・。
今回はプロシールライナー・プロシールリングに限っては当社でも良く取り入れているものです。理由としては、近年の吸着式大腿義足はシリコンライナーを用いる事が多くなってきている中で、一番ユーザーが扱いやすいというのがポイントです。以前から出ている商品などは、若い人や、力のある人などを対象にした形でしか製作をしていませんでしたが、プロシール関連は老若男女を問わず誰もが難なく義足が装着できるという点です。

是非とも皆に知ってもらいたいところですが、沖縄県に在住であれば、何かお手伝いができるかもしれませんが、沖縄県外の方で『試してみたい』という方がいらっしゃいましたら、是非ともお近くの義肢屋さんへ足を運び、『Otto bockのプロシールってなんぞや?』と尋ねてみてください。あくまでも大腿義足装着者だけになりますよ。

 

 

 

 

 

2016年 今年もお世話になりました。

 

本日を持ちまして、今年の業務を終了とさせていただきます。

今年も沢山のお客様の生活をサポートする手助けができた事と思います。
また、お叱り頂いたことも多々ありますが、その失敗を改め、次に活かしていくことで、来年もより多くの装具や義肢、車椅子や座位保持、コルセットや日常生活用具を必要とする方々の生活をより良くする事ができますよう、社員一丸となりまして仕事に励んで行きたいと思います。

img_0483

今年は誠に有難うございました。また、来年も宜しくお願い申し上げます。

(有)砂田義肢製作所 代表取締役   砂田 宏典

義足についてのあれこれ(適合編)

義肢製造担当の平安です。

砂田義肢ホームページの検索項目で義足についての「あれやこれ」の中でよくある内容として、今回は義足の適合編です。

ちなみに僕も下腿義足を使用しているものとして、悩まされるのが、不適合により傷ができてしまうこと。ユーザーさんから「義足が当たって痛い」との表現をよく聞きます。骨とソケットが接触することにより傷になることがあり、それらの多くは、断端が細くなることによって断端がソケット内に落ち込み、骨に過剰な圧が加わることで傷になります。これらの対処法として、断端袋なる専用のソックスがありますので、それらを履くことで、定位置に断端をソケット内に収める形です。
img_2154自身の物になるので使用感がありますが、厚みが3種類あります。これらを重ねて履くことで不適合を起こしてしまっている要因を解消します。切断肢は日によってサイズが変わるので、その日ごとで厚さを調整します。場合によっては、朝は断端袋を履かなくても良いが、午後になるにつれて、枚数を重ねていく人もいました。その方は最終的には、夕方頃には5枚重ねてちょうど良いくらいという感じでした。
ただ、重ねて履くことで痩せた分を補うように見えても、デメリットとして断端長の変化も出てきてしまうので、3枚を限度とした方が良いです。写真にもあるように緑色の線が多いほど厚みがあります。2本線のもですと2枚重ねて履くのが限界かと思います。そこまでゆるくなってしまった場合は、修理申請を行いソケットの修理製作をお勧めします。

最近傷ができたので、僕もソケットを新しく作り変えなければなりません。
img_2155

右足になります。白くなっている2カ所が傷になっている所で、腓骨と呼ばれる骨の箇所に傷があります。先ほどの断端袋で対処できるのであれば問題ありませんが、解消できない場合は、ソケットにヒートガンの熱を加えて、ソケットの当たる部分を広げる処置が必要になります。この場合は個人でやるよりかは、義肢製作所にて調整してもらう方が良いです。それでも改善がなければ、やはり完全に不適合が生じているので、ソケットの作り直しが良いので、修理申請が必要になってきます。

内科疾患(糖尿病等)をお持ちの方は傷になる前に、お近くの義肢製作所へご相談してください。私どもの方でも、『傷になってしまいそうと思ったら、早めに電話してください』と、ユーザー様に常々お伝えしております。傷が出来てからでは遅いので似たような経験をお持ちの方は無理をせず早めの対処をしていただいた方が宜しいかと思います。

全国の義足ユーザー様の疑問解消になるような内容をまた掲載していきたいと思います。