義足についてのあれこれ(修理編)

義肢製造担当の平安です

今回は砂田義肢ホームページの検索項目で義足について幾つか気になる内容があったので、それを踏まえてお話ししたいと思います。

まずは、義足には2つの種類があります。

まずは殻構造義足
626木をメインに組み上げるタイプで、完成させるとアライメントや高さ調整ができなくなってしまう為、仕上げる前に徹底して仮合わせを行います。ただ、全体的な外観の統一感はこちらの方がありますし、見た目的にも丈夫な感じがします。大方、高齢の方で幼少期から義足を使用している方がこちらの義足を好みます。昔のタイプだと、カフベルトと呼ばれるベルトで義足懸垂を行いますが、今現在、シリコンライナーを併用するタイプも製作が可能です。作り変えの時期は新規製作をして2年経過後に足部の劣化やソケット(切断肢を入れ込む容器)に不具合が生じた場合に行います。

次に骨格構造義足
631_Set通常、ソケット・クランプアダプタ・パイプ・足部のパーツ構成からできており、殻構造義足とは違い、完成した後でもアライメントや高さ調整なども行えます。写真にもあるように、スポンジ製のカバーを取り付けることにより、外観を足に見せるようにできています。義肢製作所によって作り方は様々ですが、近年はシリコンライナーを使用する観点から骨格構造の義足が主流となってきています。骨格構造義足の耐用年数は5年とされており、殻構造義足と違い、パーツの構成からできているので、部分的な修理が可能なため、原則、修理対応が基本といってもいいかもしれないです。ソケットは修理後約3ヶ月間は保証対応としておりますが、義足使用者の断端の変化によっては半年ほどで修理申請をしてもらい、作り変えを行うこともあります。足部が1.5年の耐用年数、クランプアダプタが1年、パイプが最長の5年となっております。沖縄県内で義足新規製作を行う場合、義肢製作所において、「新規製作理由書」がなければ新規製作が行えません。新規製作理由書の内容は、今までの製作履歴や、修理対応ができない理由とは何か?とかなどを細かく書類があります。これが重要です。原則修理対応ですので、あしからず。

骨格構造義足の耐用年数の目安として
ソケット      ソケットの適合によるので半年〜1年くらい
クランプアダプタ  1年
パイプ       5年
足部        1.5年

※注意※
各都道府県によって申請内容は異なると思いますので、お近くの義肢製作所へご相談してみて下さい。

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