9月16日砂田会を開催しました。
OTTO BOCK JAPAN(オットー・ボック・ジャパン)の馬場様による「治療用義足のパーツ選択」と題して、膝継手や義足足部の種類や機能、パーツごとの対象者の区別などを講義してもらいました。
今回は講義のみではなく、義足パーツの膝継手や義足足部の模擬体験も出来るような形でいろいろと準備してもらい試すことで実際に体験する事ができました。
単軸足部とエネルギー蓄積型足部の動きや機能の違いや、最近、治療用義足で使用される3R78多軸空圧膝継手とテリオン(義足足部)の組み合わせによる模擬大腿義足での試歩行を行い、パンフレット等の文字だけでは伝わりにくいものを感じることが出来ました。
特に模擬大腿義足では、大腿義足装着者なら必ず体験する膝継手の「膝折れ」をしないように歩いていましたが、どこかぎこちなく、数名の方が「膝折れ」をしていました。結構な恐怖心が出たみたいでその後の歩行が動揺を隠しきれないくらいになっていました。(笑)
トリトンフットラインナップ(otto bock japan)
これから受け持つであろう患者様の為にもパーツの機能や仕組みを知ることでよりよい形で義足を提供して社会復帰していけるようにサポートできたらなと思います。
次回の砂田会は砂田義肢製作所の3階にて第3水曜日の10月21日20:00~行います。